AI研修の費用は、業界一般の相場で半日150,000円〜1,200,000円、1日300,000円〜2,500,000円と、同じ日数でも8倍前後の開きがあります。当社の料金は、ライト(半日)150,000円/人・スタンダード(1日)300,000円/人(税抜・各5名様〜)、伴走(個人)100,000円/月、伴走定着(組織)500,000円/月、Claude Code業務導入研修(10〜20時間)330,000円〜/プログラムです。この記事では、相場の内訳、生成AI研修の会社を選ぶ7基準、当社が合わないケース、そして誤解の多い助成金の適用条件までを、発注判断に必要な順で整理します。
料金レンジ早見(2026年8月時点)
- 業界一般の相場(半日): 150,000円〜1,200,000円
- 業界一般の相場(1日): 300,000円〜2,500,000円
- 業界一般の相場(伴走型・月額): 1名あたり 80,000円〜150,000円/月
- 当社: ライト(半日)150,000円/人・スタンダード(1日)300,000円/人(税抜・5名様〜)
- 助成金: OFF-JTの実訓練時間数が合計10時間以上の訓練のみ対象になり得る。合計10時間に満たない研修は対象外(半日や1日だけの研修の多くが当てはまる)
AI研修とは|目的別に3タイプから選ぶ
AI研修とは、ChatGPT・Claude・Geminiなどの生成AIを、社員が自社の実業務で使えるようにするための企業向け教育プログラムです。扱う範囲は、基礎的なプロンプト設計から、社内データを扱う際のルール整備、MCP連携やAIエージェントによる業務自動化の実装までと幅があります。
生成AI研修は「良い会社」を探すより、目的から逆算してタイプを決めるほうが早く決まります。
| 目的(重視すること) | 適したタイプ | 料金イメージ | 向いている状況 |
|---|---|---|---|
| 基礎リテラシーを広く底上げ | 大規模講義型・eラーニング型 | 1名あたり数万円 | 全社員に一度に基礎を配りたい |
| 自社業務への定着・実装 | 少人数ハンズオン型 | 1日 300,000円〜 | 経理・営業など特定業務を自動化したい |
| 部門横断で組織に広げる | 伴走型(月額) | 月100,000円〜500,000円 | コア人材を起点に横展開したい |
会社選びの観点を体系的に確認したい場合はAI研修会社の見極め7観点を、選定プロセス自体を設計したい場合は生成AI研修の選び方を併せてご覧ください。他の記事はノウハウ一覧にまとめています。
AI研修の費用相場と、当社の料金
先に価格を出します。左が公開情報ベースの業界一般の相場、右が当社の料金です(特定の他社名・他社見積りではありません)。
| 区分 | 業界一般の相場 | 当社料金(税抜) |
|---|---|---|
| 半日研修 | 150,000円〜1,200,000円 | ライト 150,000円/人(5名様〜) |
| 1日研修 | 300,000円〜2,500,000円 | スタンダード 300,000円/人(5名様〜) |
| 伴走型(個人・月額) | 80,000円〜150,000円/人 | 100,000円/月 |
| 伴走型(組織・月額) | 提供社により差が大きい | 伴走定着 500,000円/月 |
| 長時間プログラム(10〜20時間) | 見積り都度 | Claude Code業務導入研修 330,000円〜/プログラム |
当社の全コースに、以下を標準で含みます。
- 事前ヒアリング(自社業務の棚卸しとカリキュラム調整)
- 自社業務を題材にしたカスタマイズ教材
- 録画提供(90日間)
- 研修後30日間の質問チャネル
- 助成金対象プランでの計画届に記載する訓練内容・カリキュラム情報のご提供と研修側で発行する書類のご用意(申請書類の作成・提出代行は社会保険労務士にご依頼ください)
全国オンライン対応で、Zoomでの実施が基本です。対面実施も可能です。料金の詳細と各プランの比較はAI研修サービスページに掲載しています。
なぜ同じ「1日研修」で料金が数倍違うのか
見積書の金額差は、講師の質そのものより、以下の要素の組み合わせで決まります。数字で明示されないため、質問して埋めるしかありません。
| 価格を決める要素 | 見積り時に確認すること |
|---|---|
| 事前カスタマイズ工数 | 自社業務のヒアリングに何時間かけるか。0〜2時間なら標準教材の流用の可能性が高い |
| 1講師あたりの受講者数 | 少人数ハンズオンほど総額は上がり、大人数講義ほど1名単価は下がる |
| 講師の立場 | 研修専任か、実際に自社の業務でAIを動かしている実務者か |
| 研修後フォロー | 当日完結型か、録画・質問チャネル・定期面談が含まれるか |
| 営業・管理コスト | 見積書に現れない販管費。組織規模が大きいほど価格に乗る |
同じ「1日300,000円」でも、事前ヒアリング4時間込みと当日のみでは、提供側の原価が大きく異なります。総額ではなく「1名が研修後に実務で使えるようになるまでの費用」で比較してください。
生成AI研修の会社を選ぶ7つの基準
見積書を受け取ったら、次の7点を確認してください。すべて相手に質問すれば答えが返る項目です。
- 講師が最新モデルを業務で動かしているか — 2026年8月時点の主要モデルはGPT-5.6(Luna/Terra/Sol)、Claude Opus 5(2026年7月24日発表・一般提供の最上位はClaude Fable 5)、Gemini 3.6 Flash。1モデルしか扱えない場合、実務での使い分けを教えられません
- 事前ヒアリングの工数が明記されているか — 4時間以上が目安。0〜2時間は標準教材の流用の可能性があります
- MCP・RAG・エージェント運用がカリキュラムにあるか — MCP(Model Context Protocol)はAnthropicが2024年11月に公開し、主要各社がサポートを表明した接続仕様です。社内データとAIをつなぐ話が出てこない研修は、2026年の実務水準に届きません
- 助成金の時間要件を正しく説明しているか — 人材開発支援助成金の対象はOFF-JTの実訓練時間数が10時間以上の訓練のみ。「最大75%」は事業展開等リスキリング支援コースの要件を満たす場合の、中小企業事業主の区分の数字です。条件抜きで「最大75%補助」と説明する会社は、他の説明も精査が必要です
- 研修後フォローの期間・回数・チャネル — 当日完結型か、録画・質問チャネル・定期面談があるか
- 成果物と録画の扱い — 研修中に作ったプロンプト・スクリプトの所有権、録画の有無と視聴期間
- 1回あたりの受講人数 — 目的が「実装」なら10名前後まで。人数が増えるほど個別の業務に踏み込めません
優先順位は1〜6を満たしてから料金比較です。 安い研修が高くつくのは、受講後に誰も使わないケースです。
当社が合わないケース:数百名規模の一斉リテラシー研修
正直に書きます。全社員数百名に一度に基礎リテラシーを配りたい場合、当社は適していません。
当社は1回10名までの少人数ハンズオンを前提に設計しており、受講者一人ひとりの実業務を題材にします。この形式は定着には有効ですが、対象人数が増えるほど実施回数と総額が積み上がります。「全社員に生成AIの基礎を一度に周知したい」という目的であれば、大規模講義型やeラーニングを主力にしている研修会社のほうが費用対効果が高くなります。
当社が得意なのは、コア人材10名を実務で自走できる水準まで引き上げ、その人たちが社内に展開していく設計です。全社リテラシーは外部のeラーニングで押さえ、実装層だけ当社で育てるという組み合わせをご提案することもあります。
助成金は「OFF-JT10時間以上」のみ対象
AI研修の費用を検討する上で、最も誤解が多いのがここです。
公的支援として使えるのは主に 人材開発支援助成金 ですが、OFF-JTの実訓練時間数が10時間以上であることが要件です。休憩・昼食の時間や、対象外の内容に当たるカリキュラムの時間は数えません。合計10時間に満たない研修は対象外で、半日や1日だけの研修の多くが当てはまります。当社のライト(半日)・スタンダード(1日)も単体では10時間に満たないため対象外で、全額自己負担になります。
要件を満たす場合に対象になり得るのは、合計10時間以上になるよう組んだ研修です。
- Claude Code業務導入研修(合計10〜20時間)330,000円〜/プログラム(settings.json の設定代行など、訓練以外の費用は対象外になり得ます)
- 伴走定着(組織)500,000円/月のうち研修(OFF-JT)部分(運用ルールの設計などの支援は対象外になり得ます)
- そのほか、複数回に分けて合計10時間以上になるよう組んだ研修
【2026年9月19日更新】令和8年8月3日改正の要点(事業展開等リスキリング支援コース)
- DX化・GX化に関する訓練であっても、職業・職務に間接的に必要となる知識・技能を習得させるものや、職業・職務の種類を問わず職業人として共通して必要となるものは助成対象外になりました。厚生労働省のリーフレットでは、生成AIを利用するために汎用的なプロンプトの作り方を学ぶ訓練が対象外の例、生成AIを活用した商品提案書の構成案作成などを学ぶ営業担当者向けの訓練が対象の例として示されています(人材育成支援コースでは、この種の内容は改正前から対象外です)
- 助成を受けられる受講回数の上限(同一の労働者につき1年度3回・改正前からの上限)のうち、eラーニングによる訓練(ほかの実施方法と組み合わせる場合を含む)は1回までになりました
- 経過措置があります。8月2日以前に職業訓練実施計画届を提出した訓練は従前の支給要領が適用されます。8月3日以降に提出した場合でも、事業外訓練で教育訓練機関との契約・申込が8月2日以前なら、5月14日改正の支給要領が適用されます(事業内訓練は、関連する契約・申込・発注のいずれかが8月2日以前の場合)
助成率・助成額は8月3日の改正の前後で変わっていません。出典は厚生労働省のリーフレット「令和8年8月3日からの変更点について」と同コースの支給要領(R8.8.3)の1401・1402です。対象になるかの最終判断は、労働局への事前相談をおすすめします。
対象訓練の場合の助成額の目安
助成率・助成額は、コースと事業主の規模区分で異なります。主な2コースの数字は次のとおりです(厚生労働省の令和8年8月3日版パンフレット 事業展開等リスキリング支援コース・人材育成支援コース で確認)。
| 項目 | 事業展開等リスキリング支援コース | 人材育成支援コース(人材育成訓練) |
|---|---|---|
| 経費助成率 | 中小企業事業主75%・大企業60% | 正規雇用労働者等: 中小企業事業主45%・大企業30%(賃金要件・資格等手当要件を満たすと+15%)/有期契約労働者等: 70%(+15%) |
| 経費助成の限度額(1人1訓練・実訓練時間数10時間以上100時間未満) | 中小企業事業主30万円・大企業20万円 | 中小企業事業主15万円・大企業10万円 |
| 賃金助成(1人1時間) | 中小企業事業主1,000円・大企業500円 | 中小企業事業主800円・大企業400円(要件を満たすと+200円・+100円) |
表の2コースのうち「最大75%」に当たるのは、事業展開等リスキリング支援コースの要件を満たす場合の、中小企業事業主の区分だけです。人材育成支援コースの正規雇用労働者等の経費助成は45%(要件を満たして60%)です。eラーニング・通信制による訓練は経費助成のみで、賃金助成は対象外です。
試算の例です。前提は、事業展開等リスキリング支援コースの要件を満たす訓練、中小企業事業主、受講者5名、同時双方向型のオンライン訓練で実訓練時間数12時間(すべて所定労働時間内に受講)、訓練(OFF-JT)部分の対象経費は1人あたり6万円(5名で30万円)と仮定します。
| 項目 | 計算 | 助成額 |
|---|---|---|
| 経費助成 | 6万円 × 75% = 4.5万円/人(限度額30万円の範囲内)× 5名 | 225,000円 |
| 賃金助成 | 1,000円 × 12時間 × 5名 | 60,000円 |
支給は、訓練が終わった後の支給申請と審査を経てからです。訓練経費は支給申請までに事業主が全額を支払っている必要があるため、研修費はいったん立て替える前提で資金計画を立ててください。計画届を出しただけで支給が決まるわけではありません。
申請の流れ
- 職業訓練実施計画届の提出(訓練開始日の6か月前から1か月前までの間)
- 訓練実施(受講者の出欠・受講時間を記録。通学制・同時双方向型の通信訓練は、実訓練時間数の8割以上の受講が必要)
- 訓練経費の支払い(支給申請までに事業主が全額を負担)
- 支給申請(訓練終了日の翌日から2か月以内)
- 審査・支給または不支給の決定(審査は支給申請の後にまとめて行われます)
当社では、対象プランの契約に計画届に記載する訓練内容・カリキュラム情報のご提供と、研修側で発行する書類(カリキュラム・講師の経歴・見積書・受講記録・修了証明・領収書など)のご用意を含めています。申請書類(計画届・支給申請書)の作成・提出代行は社会保険労務士の業務のため、代行が必要な場合は社会保険労務士にご依頼ください。
注意: 助成金制度は年度の途中でも改正されます。どの時点の要件が適用されるかは計画届の提出日などで決まるため(経過措置あり)、厚生労働省の公式情報でご確認のうえ、最終判断は労働局への事前相談をおすすめします。助成金の詳しい手順は人材開発支援助成金の申請ガイドで解説しています。
講師側がAIを業務の中核で使っている、という前提
AI研修を選ぶとき、講師が「教える人」なのか「使っている人」なのかで、伝わる内容がまったく変わります。当社の立場を、検証できる形で示します。
1. 当社サイトそのものをAIで開発・運用しています。 500ページ超・記事600本超のサイトをAIで構築し、記事の予約公開から本番反映・検索エンジンへの通知までを自動化しています。問い合わせ対応にはAIチャットボットを実運用しています。仕組みの詳細は自社サイトのAI開発事例で公開しています。
2. AI検索経由の流入を自社で実測・公開しています。 2026年7月時点で、AI検索(ChatGPT・Perplexity・Gemini等)経由は週59〜68ユーザー、検索流入全体の約3%。数字は毎月更新して実測レポートで公開しています。良い数字も悪い数字もそのまま出しています。
3. 品質基準。 納品物は194項目の解決品質基準で確認し、不合格項目が残ったまま納品しません。研修教材も同じ基準で管理しています。
研修で扱う内容は、当社が自社の業務で実際に動かしている手順そのものです。
研修の進め方
- 初回相談(30分・無料・オンライン) — 現状の業務、AIで解決したい課題、対象人数と予算感を伺います
- 事前ヒアリング — 対象業務を棚卸しし、研修で扱う題材を決めます
- カリキュラム設計・お見積り — 題材に合わせて演習内容を組み、助成金の対象になり得るかの考え方もこの段階でご説明します(最終確認は労働局への事前相談をおすすめします)
- 研修実施 — 少人数ハンズオン。参加者自身の実業務をその場で動かします
- フォロー(30〜90日) — 録画提供、質問チャネル、必要に応じて伴走プランへ移行します
「どのプランが合うか分からない」という段階でのご相談で問題ありません。予算と対象人数を伺えば、当社が適さないケースはその場でお伝えします。
まとめ:発注判断の優先順位
AI研修の選定は、次の順で判断することをおすすめします。
- 講師が最新モデルとMCPを実装経験ベースで扱えるか
- 自社業務を題材にしたハンズオンができるか
- 研修後のフォロー体制(期間・回数・チャネル)
- 助成金の時間要件を正しく説明できるか
- 料金(1〜4を満たした上で初めて比較)
料金は最後です。1〜4が曖昧なまま安い研修を選ぶと、受講後に誰も使わないという最も高くつく結果になりやすいためです。
当社のAI研修は、ライト(半日)150,000円/人・スタンダード(1日)300,000円/人(税抜・各5名様〜)、伴走(個人)100,000円/月、伴走定着(組織)500,000円/月、Claude Code業務導入研修(10〜20時間)330,000円〜/プログラム。全国オンライン対応です。
初回30分無料・オンライン対応・秘密厳守。 自社に合うプランの判断だけでもお受けします。
参考
- 厚生労働省「人材開発支援助成金」制度ページ、「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)のご案内(詳細版)」・「人材開発支援助成金(人材育成支援コース)のご案内」(いずれも令和8年8月3日版)、リーフレット「令和8年8月3日からの変更点について」
- Anthropic「Introducing the Model Context Protocol」(2024年11月)
- 当社実測データ: AI検索経由の集客レポート(毎月更新)